出題内容

辞書語彙問題

a.語句の意味を問う

問1 「放縦」
  • ①威張り散らすこと
  • ②ひたむきなこと
  • ③勝手気ままなこと
  • ④金遣いが荒いこと
  • ⑤しまりがないこと

b.語句を問う

問2 「文章や話を面白くするために、手を加えて飾ること」
  • ①製作
  • ②演義
  • ③添削
  • ④潤色
  • ⑤流麗

b.語句を問う

問3 「俗っぽさがなく、あっさりしているなかに深い味わいがあること」
  • ①枯淡
  • ②閑談
  • ③雅趣
  • ④含蓄
  • ⑤甘美

<答え> 問1 ③ 問2 ④ 問3 ①

新聞語彙問題

b.語句を問う

【社会】

問1 「企業買収防止策の一つ。買収を仕掛けられた場合、企業が経営者に高額な退職金を支払う契約をしておくこと」
  • ①ホワイトナイト
  • ②パックマン・ディフェンス
  • ③ゴールデン・パラシュート
  • ④ポイズンピル
  • ⑤スタッガード・ボード

b.語句を問う

【文化】

問2 「1962年に『沈黙の春』を著し、農薬が野生生物や人間に与える悪影響を警告した生物学者」
  • ①アルベルト・アインシュタイン
  • ②ケネス・E・ボールディング
  • ③バートランド・ラッセル
  • ④ジェームズ・ワトソン
  • ⑤レイチェル・カーソン

b.語句を問う

【医療・生活】

問3 「もともと医療用医薬品として使われていた成分の有効性や安全性などに問題がないと判断され、一般用医薬品として薬局での販売が許可された医薬品」
  • ①ジェネリック医薬品
  • ②ダイレクトOTC
  • ③医薬部外品
  • ④処方せん医薬品
  • ⑤スイッチOTC

b.語句を問う

【科学技術】

問4 「『我が国の安全保障に資する』とも記され、宇宙の本格的な防衛利用に道を開いた、2008年に成立した日本の宇宙開発の基本方針を定めた法律」
  • ①宇宙安全保障法
  • ②宇宙基本法
  • ③宇宙防衛法
  • ④宇宙研究開発法
  • ⑤宇宙産業振興法

<答え> 問1 ③ 問2 ⑤ 問3 ⑤ 問4 ②

読解問題

2009年1月4日付朝刊の社説を利用した問題例

1 次の文章は 2009年1月4日付の朝日新聞掲載の社説である。これを読んで後の問いに答えなさい。
 イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、レンズを使った望遠鏡の発明を知り、手作りして夜空に向けたのはちょうど400年前のことだ。
 そこには、驚くべき世界があった。なめらかな球と信じられていた月の表面はでこぼこだった。木星には四つの衛星もあった。こうした発見が、天界は完全無欠であり、地球を中心に回っている、そんな世界観を覆すことにつながっていく。
 国連や国際天文学連合はそれを記念して今年を「世界天文年」と決めた。宇宙に親しむ機会にと、さまざまな行事が世界中で計画されている。
 新しい年に思いをめぐらすときだ。年の初めの澄んだ夜空を見上げ、果てしない宇宙、そしてその中の人間という存在に思いをはせてみたい。
 宇宙とはどんなところか。口径 4センチ、ガリレオの小さな望遠鏡から始まった探求はまだまだ終章が見えない。
 宇宙はビッグバンという大爆発で始まり、いまでも膨張している。20世紀にそんな宇宙像が確立した。一段落したと思ったら、大望遠鏡が登場した1990年代以降、また大きななぞが出てきた。
 宇宙の構造や銀河などの運動をくわしく調べたところ、宇宙には見えない成分が大量にあるらしい。光などを手がかりにして見えるのは 5%弱、残りの約95%が正体不明なのだ。これでは宇宙がわかったとはいえないと、天文学者たちは[A]
 全体の2割強の「暗黒物質」には、未知の素粒子やブラックホールなどの候補がある。
 7割強を占め、正体の見当さえついていないのが「暗黒エネルギー」だ。リンゴを落とす万有引力とは逆に、何でもはじき飛ばしてしまう、「万有斥力」とでも呼ぶべきものだ。
 そのおかげで宇宙の膨張は加速されている。つまり、 B 宇宙の運命のかぎを握っているのだ。いま宇宙の年齢は約137億歳。1千億年後の宇宙は500倍にふくれあがる。
 アインシュタインはかつてその存在を想定し、後に「生涯最大の過ち」として撤回した。それがまた復活した。人間の C 洞察力を思わずにいられない。
 自然がなぞを突きつけ、人の頭脳がそれを説明しようと理論を考える。
 地動説の登場で天体の運動がすっきり説明できたように、今はまた、全く新しい理論の登場前夜かもしれない。
 そのヒントもまた、自然がくれるに違いない。ガリレオの望遠鏡の遠い子孫の一つが、日本がハワイにつくった「すばる」である。誕生してまもない銀河など、最も遠くまで見える望遠鏡としての活躍が期待されている。
 知りたい心を育み、宇宙の根源を訪ねる営みを支えていく。21世紀の日本にとって、これも大切な課題だ。

d.その他(空欄補充・同音異義語など)

問1 空欄Aに当てはまる語句として最も適当なもの
  • ①耳をふさいでいる
  • ②手を尽くしている
  • ③頭を抱えている
  • ④身を粉にしている
  • ⑤口を閉ざしている

b.部分的な内容を問う(部分読解問題)

問2 下線部Bとはどういうことか
  • ①正体不明の暗黒エネルギーが宇宙の姿を変える大きな要因である
  • ②宇宙がどのようにして生まれたのかを膨張現象が教えてくれる
  • ③暗黒物質の解明が今後の動向を明らかにするための重要な手がかりになる
  • ④暗黒エネルギーなどの実態解明が宇宙に関する新たな理論を生み出す契機になる
  • ⑤宇宙が今後どのように新たな宇宙を誕生させるのかという研究が科学者に期待されている

a.語句の意味を問う(語彙問題)

問3 下線部C の語の意味として最も適当なもの
  • ①物事の様相を深くかつ鋭く見極める能力
  • ②物事の問題解決に向けて努力を重ねる能力
  • ③物事の本質を詳細な分析により解明する能力
  • ④物事に関する自らの誤りを徹底的に見直す能力
  • ⑤物事に集中して自らの理論を構想する能力

c.全体の内容を問う

問4 本文の主張として最も適当なもの
  • ①加速する宇宙の膨張は人類に何をもたらすか予想しよう
  • ②果てしない夜空を見上げて人間という存在を考えてみよう
  • ③宇宙の解明に向けて宇宙の根源を問う営みを大切にしよう
  • ④宇宙研究の足跡を知ることであなたも宇宙の研究を始めよう
  • ⑤世界天文年を契機に宇宙の全体像が見渡せる望遠鏡を開発しよう

<答え> 問1 ③ 問2 ① 問3 ① 問4 ③

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