級と測定範囲

級の設定(レベル)

各級ごとに検定を行い、合否を判定します。各級のレベルについては、下記をめやすにしてください。 級と測定範囲 出題例:準3級 出題例:準2級 出題例:2級 出題例:準1級 出題例:1級

※ここに掲載しているのは、2013年9月段階の情報です。 ※2013年度『語彙・読解力検定』は1級・準1級・2級・準2級・3級を受検いただけます。他の級については現在開発中です。 ※レベルはあくまでもめやすです。出題例を見ながらご受検級を判断してください。

合格判定基準

合格判定基準

●準1・2・準2・3級の合格判定基準 : IRT合格認定スコア

準1級~3級では、IRT(=Item Response Theory 項目反応理論)による合格判定スコアで合否を判定しています。各級の合格判定スコアは上の表のようになります。 IRT合格認定スコアと正解率の関係
準1級~3級では、受検結果として総合スコアとは別に正解率をお知らせしています。正解率は、「正解数÷出題数」で算出した数値です。
領域(辞書語彙、新聞語彙、読解)、分野(社会、科学技術、医療・生活、文化)別に、どこが得意なのか、苦手なのかを把握していただくためのものです。
一方、IRT合格認定スコアは、全領域をトータルで見たときの成績(どの問題に正解したか)によって判定されています。IRTを用いた問題設計では問題ごとに重みづけが異なるため、総合スコアは正解率とは単純に対応しません。
例えば、ある2人(AさんとBさん)の受検結果を比較したとき、Aさんの正解率がBさんのそれを部分的に(または全体的に)上回っている場合であっても、Bさんは合格、Aさんは不合格ということがあります。

●1級の合格判定基準 : IRT合格認定スコア + 得点率

語彙力(知識・運用力)

1級では、より難度の高い体系的な知識、高度な知的活動の場で通用する運用力を測定します。
特定の状況下での微妙な使い分け、複雑な背景理解が求められるなど、問われる内容や出題の仕方が1級独自のものとなっているため、IRTスコアに得点率という指標を加えて合格判定を行います。

得点率の合格基準は、一定の能力を持つ被験者母体による厳格な事前調査を行い、設定しています。3領域の力に偏りがなく、高いレベルで総合的に備わっていることも、1級独自の合格基準です。

IRT合格認定スコアと得点率の関係
1級の得点率は、「あなたの得点÷(総合あるいは領域・分野別)合計点」で算出した数値です。
IRTスコアが合格認定レベル以上であっても、得点率が基準を下回ると不合格になります。

測定できるスコアの範囲

各級の測定できるスコアの範囲と合格判定基準は、これまでのべ10万人以上の方々にご協力いただいた モニターテストの結果に基づいて設定しています。 このモニターテストの結果から、本番で出題する問題の1つ1つについて、「どのくらいの能力をお持ちの方が正答する問題か」を、「識別力」「困難度」(※)という2種類の指標で数値化します。

※「識別力」:被験者の能力を識別する力を表す数値 「困難度」:その問題に正答する確率が0.5である被験者の能力を示した数値

つまり、それぞれの問題に、個別の重みづけをしているということです。
実際の検定では、受検者ごとの解答状況(正答または誤答)と、正答した問題の「識別力」「困難度」から「総合 スコア」を算出します。このスコアが、あらかじめ設定した合格認定スコアに到達していれば「合格」となります。
このテスト理論を「IRT=Item Response Theory(項目反応理論)」と言います。

『語彙・読解力検定』では、級ごとに合格認定スコアと測定できるスコアの 範囲を設定しています。
では、この測定できるスコアの範囲はどのように定めているのでしょうか。

ある級の合格認定スコアに到達しているかどうかを見るためには、当然、その級の合格認定スコア近辺の力を持っているかどうかを精緻に測る必要が あります。したがって、出題も、この合格認定スコア近辺の力を測ることができる「識別力」 「困難度」を持った問題が中心になります。このことによって、級ごとに測定できるスコアの範囲が決まります。(視力検査を例に考えてみます。一般的な視力検査では、まずおおよその見当をつけてから、どこまで見ることができるのかを測ります。2.0から0.1までのすべてを検査するわけではありません。)

「総合スコア」がこの測定範囲の上限、または下限にある場合、その人の実力が、その級で測定しようとする力の上限または下限にあるということになります。

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